突然だけど我が家のこどもの怖い話をしようと思う。
ゆきちゃんがいる。
一番上のおねえちゃんが3歳頃の話。
ある時から「ゆきちゃんがいる」と家の中でよく言うようになった。
ゆきちゃんは同じくらいの年代だそうで、遊び多そうにしているらしい。
小さい子供が架空の友達を作ることがあるのは知っていたのでいつも「そうなんだ」とか「いっしょに遊びたいね」とか適当に返事していた。
イマジナリーフレンドといってよくある事らしい。
いつも言うのではなく時々「ゆきちゃんがいる」と言っていた。
ある日曜日のことだ。
一日が終わり我が家は同じ部屋で皆一緒に寝るので布団に入り電気を消した。
子供が「ゆきちゃんがいる」と言った。
またいつものことかと思い。もう寝るからおやすみしようね。と言った。
「ゆきちゃんがいるー」
「ゆきちゃんが笑ってる」
…
…
…
「ゆきちゃんの ママ がいる」
…
いや、いや、いや、怖い怖い。
電気をつけて周りを確認して何もな買ったけど怖いですから!
その後、しばらくしてゆきちゃんのことは何も言わなくなりました。
あの時は怖かったー。